「翻訳品質は数値化とバリエーションを理解することが重要と考えます。」
カルテモは、創業時から複数の大手外資系ITメーカのクライアントレビューのアウトソーサとして、翻訳品質評価を行ってまいりました。
その中で、翻訳品質の数値化やカテゴライズといったノウハウを得ることでき、翻訳品質を論理的に評価できる仕組みつくりを続けてきました。
近年は、翻訳課題の分析とその解決方法のインストラクションを行うことで、プロジェクトにかかわる翻訳者のレベルアップにも役立っております。
「翻訳をビジネスとする以上、お客様の要望に沿った品質を納品するのが当たり前である」
これは、カルテモの翻訳品質への基本的な考え方です。
言葉が自然言語である以上、すべての人に評価される翻訳はありえません。
翻訳は、使う人(≒お客様)の要望、用途、目的に沿った品質であるべきなのです。(要望にはスピード、コストなども含まれます)
「独りよがりの高品質からの脱皮」このことを言い続けたカルテモの考えに、近年ご賛同していただけるお客様、翻訳者、翻訳会社が増えてきました。
「品質は、プロセスによってコントロールできると考えます。」
コスト、納期、品質が翻訳の3要素と言われます。
コスト、納期は動きにくく、多くの場合、品質に影響がでてしまいます。
カルテモは、「プロセスによってコントロールする品質」をテーマにプロセスの検証と設計を重視しております。
問題が発生した場合、プロセス上のどこに問題があったかを分析し、次のプロジェクトにつなげております。
人に依存するのではなく、適切なプロセスを構築しているかはプロジェクトの継続性を左右します。
「年間500万ワードに対応するためのノウハウがあります。」
2016年 Google 翻訳がニューラルネットワークを採用したことで、大幅に品質が向上したといわれ「ニューラル翻訳/AI翻訳」という言葉とともにたいへん注目されております。
カルテモは、通常の「人間による翻訳」がメインですが、一部のお客様のご要望で、約15年前から機械翻訳後の PostEdit に取り組んでまいりました。
そもそも機械翻訳は、30年以上前から開発されており、「ルールベース翻訳」「統計ベース翻訳」「ニューラル翻訳/AI翻訳」とそのアルゴリズムの変化とともに品質が進化してきました。
実は、このニューラル/AIへの進化過程は、機械翻訳の訳文傾向を大きく変えてしまいました。
いま、機械翻訳が注目されていますが、このことをきちんと把握している翻訳会社は非常に少ないのが現状です。
カルテモには、ルールベースから統計ベースを経て、ニューラル/AIと移り変わる中で、多くのノウハウとナレッジを蓄積されています。
また、長年の機械翻訳&ポストエディット を体系化して翻訳者(Editor)にインストラクションしたり、プロジェクトごとに丁寧なフィードバックを返したりと、 ポストエディット 育成というタスクも同時に行っております。
多くの翻訳者が、ポストエディット を通し、一流翻訳者に成長しております。
カルテモは、現在200名を超える翻訳者が登録しております。
翻訳者には、スキルなどを中心に約200項目のベンダー情報を提出してもらいます。
この情報に、日常業務での評価をフォーマット化し管理しております。
この手法はクリエイティブリソースも同様です。
この方法で、お客様の多彩な分野、内容にマッチするリソースをアサインしています。
「クリエイティブは翻訳と別の能力が必要になると考えます。」
カルテモはクリエイティブコンテンツの企画設計も承ります。
翻訳は、原文を踏襲する必要がありますが、特にマーケティング分野では、ユーザをより意識したコンテンツにリメイクする必要性があります。
文章コピーやリードなどで需要が高まっておりますが、 例外を除いて、Transcreation に関しては、翻訳の延長線上でとらえることには無理があると考えます。それはそれぞれに必要とされるスキル、才能が全く違うからです。
よって、弊社ではそういったご要望の多くの場合、クリエイティブ系リソースをアサインし対応しております。
企業の情報発信は、統一性を持つことが重要です。
カルテモでは、情報発信のベースとなるコンテンツを標準化する手法をコンサルティングしてきました。
この手法は XML、DITA などの文書管理言語や翻訳メモリー、コンテンツ管理システムなどと連携することで、より効果的なメリットを生み出します。
カルテモでは、多彩な商品数をもつ精密機器メーカや半導体メーカのコンテンツ標準化コンサルティングの実績を持ちます。
コンサルティング以外にも講義形式のセミナーなども開催しております。
「コンテンツがユーザにとってどういった使い勝手になっているか」を分析します。
手法としては、ユーザビリティテストやユーザビリティ評価などを用います。
想定しているユーザを明確にし、ユーザの行動メンタルモデルを構築し、テスト、評価を行い、ご要望に応じて制作ガイドラインなども設計します。
カルテモでは、携帯電話メーカ、家電メーカ、精密機器メーカなどのコンサルティング実績を持ちます。
海外向けコンテンツのコンサルティングも問題ありません。
「15年の実績は付加価値サービスのバリエーションを増やしました。」
HP、会社案内、カタログ、Web コンテンツ、印刷物などクリエイティブコンテンツの企画デザインにも対応します。
また、各種DTP(InDesign、FrameMaker、 Illustrator 、Photoshop、MS-Office など)への対応も完璧です。
翻訳+DTP+印刷などの複合的な案件にもベストプライスでお応えします。
カルテモでは、翻訳/制作業務を通じ多くのエンジニアリングノウハウを取得しました。
以下に弊社にて対応可能なツールと手法をご案内します。
DTP/Web:
InDesign、FrameMaker、 Illustrator 、Photoshop、MS-Office 、Adobe Creative Cloudなど
翻訳関連ツール:
SDL Trados Studio、MemoQ、Across、OmegaT、Memsource、XTM、SmartLing、AppleTrans、Google Translation Toolkit、GlobalSight、Catalyst、Transit、TraTool、HyperHub、Xbench、Passolo、LocStudio、Wordfast、Idiom、TM2/Tmwin/OpenTM2 など
印刷方法:
オフセット印刷(カスタマイズ進行)
オフセット印刷(複数面付進行)
オンデマンド印刷、ダイレクト印刷など
上記以外のツールやファイル形式にも柔軟に対応します。
カルテモでは、設立当時より「人の品質が最重要」として、人材育成に力を注いできました。
この人材育成のナレッジを形にできないかと、長年、国土交通省の管理職研修を行っているナラティブ・セラピー協会に相談し、三つのエデュケーションコンテンツとして開発しました。
- マネージメントコミュニケーション 管理職に必要とされるコミュニケーションスキル
- パーソナルリレーション ビジネスパーソンに必要とされるコミュニケーションスキル
- 企業カウンセリング 企業スタッフのストレス、モチベーションなど調査とケア
カルテモの持つベースコンテンツを対象、目的に応じてカスタマイズしてインストラクションします。