WBCがNetflixで世界へ──スポーツ×言語×グローバルコンテンツの話

先日、World Baseball Classic(以下、WBC)がNetflixで配信されるというニュースが話題になりました。
WBCといえば、国と国が本気でぶつかり合う国際大会として、野球ファンのみならず多くの人の記憶に残っているイベントです。

特に日本では、劇的な試合展開や選手同士の関係性、ベンチの空気感まで含めて「物語」として語られることが多く、単なるスポーツイベントを超えたコンテンツ価値を持っていました。
そのWBCがNetflixというグローバルプラットフォームで配信される──このニュースは、スポーツだけでなく「コンテンツの国境」についても考えさせられる出来事だと感じています。

スポーツは「世界共通」だけど、理解は言語に依存する

よく「スポーツは世界共通言語だ」と言われます。
確かに、ホームランや三振、ガッツポーズといった瞬間的な感情は、言葉が分からなくても伝わります。
しかし、実際には

◇ 監督や選手のインタビュー
◇ ロッカールームでの会話
◇ 各国メディアの解説や背景説明

こうした要素が加わることで、スポーツはより深く、立体的なコンテンツになります。
NetflixでWBCが配信されるということは、こうした“文脈”も含めて、世界中の視聴者に届ける必要があるということでもあります。

そこで重要になるのが翻訳や通訳に際してローカライズという考え方かと思います。

Netflix配信が示す「翻訳・通訳される前提のコンテンツ」

Netflixはもはや一国向けの動画配信サービスではなく、最初から多言語・多文化視聴を前提としたグローバルメディアです。
字幕や吹き替えはもちろん、表現のニュアンスや文化的背景まで含めた翻訳・通訳・ローカライズが行われています。

これは翻訳業界の視点で見ると、とても象徴的な動きでもあります。
かつては「海外向けだから翻訳、通訳する」という発想だったものが、今では

世界に届くことが前提 → 翻訳、通訳されることが前提
という構造に変わってきています。

企業サイトやサービス紹介、動画コンテンツも同様で、「日本語だけで完結する情報発信」は、相対的に届く範囲が狭くなりつつあります。

コンテンツ価値を左右するのは“翻訳や通訳の質”

スポーツドキュメンタリーや国際大会の裏側を描くコンテンツでは、言葉の選び方ひとつで印象が大きく変わります。
感情のこもった一言、チームを鼓舞する短いフレーズ、敗戦後の沈黙──これらをどう翻訳、通訳するかによって、視聴者の受け取り方はまったく違ってきます。

翻訳や通訳は単なる置き換え作業ではなく、「体験をどう再現するか」という仕事です。
これはビジネス翻訳でも同じで、価格や条件だけを並べた情報よりも、その背景や意図が正しく伝わるかどうかが重要になります。

例えばカルテモでもよく検索や検討される「翻訳 料金」というキーワードひとつを取っても、
・なぜその料金になるのか
・どこまでの作業が含まれているのか
・何が品質を左右するのか

こうした情報が正しく伝わることで、初めて“理解されるコンテンツ”(カルテモの場合はサービスですが)となります。

ワールドワイドな時代の情報発信とは

WBCのNetflix配信は、「良いコンテンツは国境を越える」ということを、改めて実感させてくれました。
同時に、それを支えているのが言語対応であり、翻訳や通訳であることも忘れてはいけません。

企業のWebサイトやオウンドメディアも同様に、
国内向けの情報発信であっても、将来的に海外から見られる可能性を持っています。
そのときサービス内容が曖昧なままでは、正しく価値が伝わりません。

カルテモでは、翻訳そのものだけでなく、「どう伝えるか」「どう理解されるか」という視点を大切にしています。
スポーツもビジネスも、言葉を越えた先にある体験を届けるために、翻訳は欠かせない存在です。

WBCをきっかけに、そんな“グローバル時代の情報発信”について、少し立ち止まって考えてみるのも面白いかもしれません。


翻訳の詳細はこちらをご覧ください。
https://www.cultemo.com/translation/

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